映画

ドラマ「贖罪」

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映画カテゴリーに入れてしまいましたが、WOWOWのドラマになります。
以前から気になってはいたんですが、なんとなく観ておらず、他の映画や溜まったドラマ等を観ていました。
WOWOW等の契約して観るドラマは、やっぱりTV版と違って、お金もかかってるし、大人向けでいいですね。
なので契約したいんですけど、ネット環境の問題と、引っ越しの問題で契約していません。

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で、「贖罪」なのですが、小泉今日子さんを軸に、5人かな?の物語が1話づつという構成で作られています。
「告白」という映画があるんですが、原作者さんは同じだそうで、心の中をえぐってくる作家さんのようです。
「告白」は好きで何度か観ているんですが、それは違う機会に記事に書こうかと。

今回の「贖罪」を観ようと思ったきっかけは、元々、人の心の深い部分を描く映画とかが小さい頃から好きで、10代の頃はフランス映画等をよく観ていました。
当時は、も?フランス映画は暗くてつまらない、と聞いていましたが、私は結構好きで、確かにハリウッド映画とかの派手さはなく、盛り上がりもなく、暗いんですけど、人の心情を描く映画が多く、それがリアルに感じられて感銘を受けたりしていました。

「贖罪」では、小泉今日子さん演じる麻子の娘が学校で殺されてしまいます。
そこで4人の子供達は犯人を見ているのですが、4人とも見ていない、と嘘をつきます。
それを許せない麻子が、友達4人を呼び出し、犯人を見つけるか、麻子が納得する償いをするまで、1分1秒もあんたたち一人一人のことを忘れません!
と言い放ちます。

恐ろしいですね。小泉今日子さんは色々と人と違った行動や演技をしてきましたが、今回は恐ろしいです。
許さない、なら聞きなれていますが、1分1秒もあんたたちを忘れない、なんて台詞は聞いた事がありません。ある種の呪いですね。

そして現実に、4人の彼女たちの運命は変わり、15年後、彼女たちはそれぞれの形で償いをする事となります。
麻子の言葉によって、彼女たちの性格は大きく歪み、幸せは失われます。

と、ちょっとミステリーとホラーを掛け合わせた様なドラマで、全てが色褪せ、陰鬱な感じで話は進んでいきます。
そんな訳で、調べるとかなり評価も高いようです。


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なのですが、、私は「イノセント・デイズ」の影響もあって過度な期待をしていたのかもしれませんが、妻と観たのですが、感想は、というと、「ん~」っていう感じでした。

雰囲気が好きな方や作者、監督が好きな方は良いのかもしれませんが、私はどうにも感情移入できず、逆に冷めてしまって、あれこれと「なんで??」という方に気がいってしまいました。
妻にどうなの?って聞くと「ん~」って。

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出演陣は豪華なのですが、それぞれの行動が現実離れしていて、実際の生活感もなく、ただ性格に問題を抱え、最後は自分たちが思う償いをするんですが、それはみんな自分が不幸になる、というものなのですが、それに私は納得できず、、。
折角これだけの豪華な出演者達なのだから、もっと心情や苦悩を演じられると思うのですが、みんな心のないロボットのようで、それが可哀そう、と思わせようとしているように見えて、なんだか残念な気分でした。
途中、2度も子供に対しての性的な表現が出てきますが、それも言葉が悪いですが、胸糞悪く、そんなにそれを描きたいの?それをみんなに観てもらいたいの?そうした行為を皆に教えたいの?と。

更に追い打ちをかける様に、後半で麻子に子供がいる事が発覚、、。
それだけの想いをしているさなか、子供をつくってたの?と、、。
その精神と行動は理解に苦しみます。
そして最終的には、あ~、それやっちゃうの、、という、強引な展開で、麻子も償いをする事になるという、、。
それでも麻子の上記の行動からすれば、麻子はそこまで苦しむとは思えず、むしろすっきりしたんじゃないかと思ってしまいます。

そんな訳で、人物と俳優はハマってたとは思いますが、なんだか勿体ないというか、もっと心の内にぐるぐる渦巻く思いと、それによって落ちていく様が償いのように感じるドラマと期待していたんですが、そういう話ではないようで、、。

只、これは私の見方と感じ方の問題です。評判は高評価なようなので、気になる方は観てみるといいかと思います。


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